1015.北九州遠征その12:金峰山湧水群を巡ろう!


 令和05年12月31日08時前からのスタートです。


 今朝は、平成の名水百選【金峰山湧水群】を巡って行きます。


 金峰山湧水群(きんぽうざんゆうすいぐん)は、金峰山系一帯に点在する20箇所(熊本市内の19箇所、玉名市の1箇所)の湧水群です。


 金峰山湧水群の一つ、いんの川です。

 かつては井戸端会議で賑わったという松尾町梅洞地区の集落を養ってきた湧水です。


 日本の白砂青松100選【有明海岸松並木】に立ち寄ります。


 有明海岸松並木(ありやけかいがんまつなみき)は、熊本県荒尾市にある松並木です。

 現地では、有明海岸沿いに松並木が並んでいますが、ラムサール条約湿地「荒尾干潟」としてのアピールが主体となっていました。


 有明海岸松並木は、元々は肥後を支配した加藤清正が整備させた防風林としての松並木ですが、現存はしておらず、近代における植樹で再現されています。


 観光ほっとプラザ「たまララ」で玉名市のマンホールカードを頂きます。


 再び平成の名水百選【金峰山湧水群】です。これは立派な石碑が設置されています。


 金峰山湧水群の一つ、尾田の丸池(おだのまるいけ)です。


 尾田の丸池は、 熊本県玉名市天水町尾田43にある湧水です。金峰山湧水群としては、唯一、玉名市から選ばれています。


 現地は、尾田川公園として整備されています。周辺の池は水路で結ばれ、くねくねと蛇行しており、大蛇が掘ったとの伝承があると案内。


 金峰山湧水群の一つ、天水湖(てんすいこ)です。


 天水湖は、明治05年(西暦1872年)、明治天皇の熊本行幸の際に、ここの湧水を献上したことから、この水を「天長水」、池を「天水湖」と呼ぶようになったと現地案内。


 金峰山湧水群の一つ、延命水(えんめいすい)です。


 延命水は、三賢堂のすぐ前の道路沿いにありました。

 湧出口近くで炊事や洗濯ができるように階段があり、生活用水として活用されていたことがわかります。


 金峰山湧水群の一つ、叢桂園(そうけいえん)です。


 叢桂園は、熊本藩の医学校再春館の師役・村井家の別荘跡です。


 金峰山湧水群の一つ、釣耕園(ちょうこうえん)です。


 釣耕園は、第3代肥後藩主・細川綱利が建てたお茶屋跡です。「雲を耕し月を釣る」と詠まれた池泉を配した庭園が見所と、案内。


 金峰山湧水群の一つ、少年の家跡の湧水です。


 元は貴族院議員・古荘健次郎の別荘との案内がありますが、廃墟もない状態で、庭園跡という印象です。


 金峰山湧水群の一つ、三賢堂(さんけんどう)です。


 三賢堂は、石神山の湧水を源泉とした静寂な佇まいの湧水庭園です。


 金峰山湧水群の一つ、長命水(ちょうめいすい)です。


 長命水は、その昔、肥後藩主・細川家の茶の湯に使われていたと伝承があります。

 20箇所総てはいけませんでしたが、十分満足したので東に向かいます。

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