109.獅子ケ鼻湿原“出壷”
到達記録 | |
平成24年09月10日他、何度か訪問しました。 獅子ケ鼻湿原“出壷”(ししがはなしつげん“でつぼ”)は、秋田県にかほ市にある湧水です。 山形県と秋田県に跨がる標高2,236mの活火山・鳥海山(ちょうかいさん)の北側にあります。 獅子ケ鼻湿原は、江戸時代末期から昭和初期まで炭焼きのためにブナの伐採が続いたため、異形ブナが沢山あります。その中でも「あがりこ大王」は樹齢300年の異形ブナで、名所になっています。 また「鳥海マリモ」など希少な生物がいる湿原として、国の天然記念物【鳥海山獅子ヶ鼻湿原植物群落及び新山溶岩流末端崖と湧水群】に指定されています。 紀元前466年、鳥海山が大規模な山体崩壊を起こし、象潟(きさかた)を発生させました。国の天然記念物【象潟】や日本の地質百選【鳥海山】に選ばれています。また平成の名水百選【元滝伏流水】も鳥海山からの湧水の一つです。鳥海山には、出羽国一宮【大物忌神社】が鎮座しています。 平成の名水百選【獅子ケ鼻湿原“出壷”】。 |
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